公開日 2024年07月17日(Wed)
7月12日(金)7時間目。
本校体育館にて,校内弁論大会が行われました。
各学年2名ずつ,学年予選を勝ち抜いた計6名の代表弁士が,
それぞれの思いを熱く語ってくれました。
①「生きがいをつくる」
高齢者の生きがいとは?をテーマに,自分の祖母の例を含め,
人との関わりは時に疲れるけれども,コミュニティを増やすことで
居場所を増やし人とつながり,
いつか来るそのときに生きがいを作れる社会を
自分たちで作っていくことが大切だと語ってくれました。
②「男性の育児休暇」
大ヒットドラマ「逃げ恥」を見て男性の育休制度に興味を持ち,
育休制度がある企業が少ないこと,給与が減少すること,周囲の
理解が得られにくいことを男性の育休取得率が少ない理由として挙げ,
その解決策として育休への意識を根本的に変え,
法律による支援を行うことを解決策として提案してくれました。
③「母の仕事」
エッセンシャルワーカーの1つである介護士として働く母親に
仕事についてインタビューを行いました。
自分自身も普段ボランティアグループに所属しており
人のために尽くすことのできる,誰かに必要とされる仕事に興味があり,
将来は市役所の生涯学習課で働きたいと夢を語ってくれました。
④「心の鏡」
相手の行動や表情からその人の本当の心を読み取ることは難しい。
それでもコミュニケーションにおいて
相手の気持ちを考えることは必要なことであると同時に,
自分に正直であることも大切であると,人間関係の難しさを
「本当に大切なものは目に見えない」
という星の王子様の有名な一節を引用し,訴えかけてくれました。
⑤「誰もが一番」
うまくいかないことが続き,ネガティブな思考になりがちであった時,
「人のいい所を見つけるのがうまいんだね」と友人に言われたことで
肯定のことばによって救われることを知り,
短所を長所に変える「リフレーミング」を普段から心がけるようになった。
「自分のことをまるごと肯定してみることで
自分のことが好きになれるかもしれませんよ」
と聴衆に呼びかけました。
⑥「私たちにとってあたりまえの日常とは」
恵まれていることを意識せずに生活している今,
世界では今の自分たちの生活からは考えられないような出来事が
次々と起こっている。
いつ身近に起こるかわからない,震災をはじめとする天災。
あってはならない戦争。
今を大事に生きることを,平和な今だからこそ真剣に考えていこう
と語りかけました。
最後に,審査員団代表の教頭先生からの講評で
弁論大会の幕は閉じられました。
「どれも甲乙つけがたく立派な弁論で,
さすが各学年の代表に選出された弁士の皆さんだなぁと感じました。
と同時に,聴衆の生徒のみなさんの聞く姿勢も本当に素晴らしく
感動しました」
とお褒めの言葉をいただきました(・・||||rパンパンッ
6人の弁士のみなさん,本当に素晴らしい弁論でした!!
おつかれさまでした(^^)/```